脂質代謝異常症
健康診断などでLDL、HDL、中性脂肪値の異常を指摘された場合、脂質代謝異常症の可能性があります。問診、身体所見、病歴、家族歴など詳細な診察所見と血液検査を総合的に判断し治療の必要性を検討します。なんといっても冠動脈疾患の既往のある方はLDL値を低くする(管理目標値 LDL 100mg/dl以下)ことで再発リスクを低下させることができるといわれています。冠動脈疾患のない方は、それぞれのリスクを評価しそれぞれに目標値を設定していきます。脂質異常症の治療目標は動脈硬化の進行を予防することです。動脈硬化が進行すると冠動脈疾患、脳卒中、慢性腎臓病などの原因となります。
高血圧症
高血圧症は、日本では約4000万人が罹患していると推測されています。生活習慣病の中で最も頻度の高い疾患です。当院でも高血圧症の患者さんは多く来院されます。生活習慣改善、薬物療法など個々のケースに合わせた治療及び管理目標を設定することにより、患者さんが主体的に血圧管理できるようにサポートさせていただきます。近年、高血圧症の診療において診察室外での血圧測定の重要性が注目されています。日常生活での血圧を把握させて頂くために当院では御自宅での血圧測定をお勧めします。
糖尿病
痛風
参考:持田製薬株式会社