定期予防接種、任意予防接種は中学生以上からお受けしております。
下記の予防接種(定期・任意とも)をご希望される場合は、受付(TEL 0569-24-8835)までご連絡ください。
当院は取り寄せ制のため、予約制とさせていただいております。
このため、特段の理由なくキャンセルや延期を繰り替えされた場合は、今後のワクチンはお受けいたしかねますので予めご了承ください。
定期予防接種
- 子宮頸がんワクチン
- 高齢者肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)
任意予防接種
- おたふくワクチン
- 肺炎球菌ワクチン(プレベナー、ニューモバックス)
- インフルエンザワクチン
- 水痘ワクチン
- 帯状疱疹ワクチン
- 麻しん・風しん混合ワクチン(MR)
- 破傷風トキソイド
- B型肝炎ワクチン
- 子宮頸がんワクチン
帯状疱疹ワクチンについて
ビケン、シングリックス2種類のワクチンがあります!
詳しくはこちらをご覧ください。
高齢者肺炎球菌ワクチンについて
肺炎球菌には90種類以上のタイプがあり、肺炎球菌ワクチンには、定期接種用の『ニューモバックスNP』と、任意接種用の『プレベナー』の2種類のワクチンがあります。
- 『ニューモバックスNP』
-
23種類の肺炎球菌の型をカバーし、5年間の効果があります。肺炎球菌感染症のカバー率は65〜68%です。
65歳以上の5年ごとの、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の年齢で、一生に一度だけ補助の対象となります。
5年ほどしか効果が無いため、5年後にはもう一度『任意』接種が必要となります。
- 『プレベナー』
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13種類の肺炎球菌の型をカバーし、一生効果が続きます。肺炎球菌感染症の原因菌のカバー率は41〜48%です。
プレベナーは、肺炎球菌のカバー率はニューモバックスよりやや劣りますが、T細胞を介した免疫応答が確立されるため、免疫記憶が残り、免疫応答の増大も期待できるため、一度接種すると一生効果があると言われています(このため、2回打つ必要はありません)。
ニューモバックスNPとプレベナーのどちらを、また、両方を打ったほうがいいかという結論はいまだ出ておりません。
日本感染症学会が2019年に出した提言(日本感染症学会)では、下記のようになっています。
65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第3版2019-10-30)では、ニューモバックスNPの定期接種の年齢の方はニューモバックスNPを打ちましょうと提言していますが、プレベナーを接種した方が良いとは結論付けていません。アメリカでは接種したことがない65歳以上の方に対して、プレベナーとニューモバックスNPを両方接種することを推奨しており、共通の12タイプに対してのブースター効果が期待されています。
そのため現時点(2020年12月)では以下の接種方法をお勧めします。
- 1.ニューモバックスNPを打ったことが無い方で
-
- ①定期接種の年齢(65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳)
-
ニューモバックスNPを定期接種で打つ
その5年後に任意接種で再度ニューモバックスNPを打つことを繰り返す
- ②定期接種の年齢ではない方
-
すぐにプレベナーを任意接種で打つ
定期接種の年齢になったらニューモバックスNPを打つ(プレベナー接種から6カ月以上あけて)
その5年後に任意接種で再度ニューモバックスNPを打つことを繰り返す
- 2.ニューモバックスNPを打ったことがある方
-
その5年後に任意接種で再度ニューバックスNPを打つことを繰り返す
個人的な見解ですが、ニューモバックスNPを5年ごとに繰り返し接種することが難しいと考える方は、プレベナーを一回だけ打つという事も悪くないかと思います。
参考ページ:にしおぎ耳鼻咽喉科クリニック
1.お申し込み方法
- 受付またはお電話にてお申し込みください。
- 予約制となります。TEL 0569-24-8835(※診療時間内)
2.用意するもの(定期接種の場合)
連絡票
半田市から送付した予防接種予診票
母子手帳
子ども医療証・健康保険証
半田市の住民であることを医療機関が確認するため
3.注意事項
対象年齢を超えた方、接種もれの方は保健センターへお問い合わせください。
愛知県広域予防接種注意:事前に住所地の保健センターに確認してください
当クリニックは、愛知県広域予防接種事業における協力医療機関です。半田市以外にお住まいの方でも、広域予防接種の対象となる予防接種をご希望される場合は、当院で予防接種を受けていただくことができます。
広域予防接種の対象となる方
半田市以外の市町村にお住まいで当院をかかりつけとしていただいている方
里帰り出産、家庭内暴力等のため、住民登録している市町村以外での予防接種を希望される方
高齢者施設等に入所のため、住民登録している市町村以外での予防接種を希望される方
その他市町村長が対象者と認めた方
対象となる予防接種
お子さんの予防接種
- ヒブ
- 小児用肺炎球菌
- 4種混合
- 2種混合
- 不活化ポリオ
- BCG
- 麻しん風しん混合
- 麻しん
- 風しん
- 日本脳炎
- 子宮頸がん予防
- 水痘(水ぼうそう)
- B型肝炎
ご高齢の方の予防接種
- 高齢者インフルエンザ
- 高齢者肺炎球菌
当院での接種を希望される場合
在庫確認のため、どの予防接種をご希望されるか、当院にまずご連絡(0569-24-8835)をしてください
住民票のある市町村の保険センターにご連絡してください。(問合せ先一覧)
近隣の市町村 電話番号 開館時間 常滑市 0569-34-7000 8:30〜17:15 知多市 0562-54-1300 8:30〜17:15 阿久比町 0569-48-1111 8:30〜17:15 武豊町 0569-72-2500 8:30〜17:15 南知多町 0569-65-0711 8:30〜17:15 東海市 052-689-1600 8:30〜17:15 保健センターの指示に従って必要書類をそろえて申請し、連絡票を発行してもらってください
連絡票が発行されたら、再度、当院にご連絡(0569-24-8835)していただき、接種日を予約してください。
一般に保健センターに申請、受付されてから、必要な連絡票及び予診票が届くまでには約10日間かかります。日程に余裕をもって予約をお願いします。
当日は、連絡票、予診票などの必要書類、母子手帳を持参し、時間に余裕をもって気を付けてご来院ください。
関連サイト
予防接種後に注意していただくこと
予防接種を受けたあと30分以内に、まれに急な副反応が起こる場合があります。
30分間はクリニック内でお子さんの様子を観察しましょう。やむをえず帰る場合はすぐにクリニックに連絡がとれるようにしておきましょう。接種当日は激しい運動をさせないようにしましょう。
接種当日の入浴は差し支えありませんが接種した部位をこすらないようにしましょう。
接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は接種した箇所や腕、健康状態に注意し気になることがあれば御相談ください。
よくみられる副反応
接種部位の発赤、腫れ 一般的に発赤、腫れは3〜4日で消失します。腕全体あるいは前腕におよぶなど症状が強いときは冷湿布や塗り薬で対応します。そのような場合、接種液に対するアレルギー反応、過敏症が考えられるため以後の接種は保留となります。 発熱 不活化ワクチンでは接種した日から3日後、生ワクチンでは1〜2週間後に発熱がみられることがありますが通常1〜2日で解熱します。3日以上の高熱、水分が取れない、いつもとちがってぐったりしているなどの症状があればワクチン以外の原因での熱発も考えられますので診察を受けてください。 生ワクチンについて 1〜2週間後に弱毒化したウイルスによる感染症状(発熱、皮疹など)がみられることがありますが一過性で2〜3日で軽快します。 まれな重篤な副反応について
じんましん、嘔吐、呼吸困難、けいれん、アナフィラキシー、脳炎、脳症など重篤な副反応が起こる可能性もあります。接種後に異常な体調の変化があればすみやかに医師の診察を受けてください。このような場合は、救急医療、高次医療が必要となります。