さまざまな理由で外来通院が困難となってしまった方にもきちんと医療をお届けすることが、今後の超高齢化社会を迎えるうえで大切なことです。
当院も、地域の皆さまが住み慣れた地元でいつまでも元気に暮らしていただける一助となりたいと考え、2024年4月から訪問診療、訪問リハビリテーションを開始します。
対象となる方
- 家族の付き添いでの通院介助が困難な方
- 認知症などでご自身での定期的な通院が難しい方
- 病気や障害で自宅療養し、車いす生活や寝たきりの方
- 終末期療養や退院後の療養を自宅で行いたい方
医学管理・検査・処置
- 検査
- レントゲン検査
- 超音波検査
- 血液検査
- 尿検査
- 心電図検査
- ウイルス抗原検査
- 処置
- 点滴
- 関節腔内注射
- トリガーポイント注射
- 縫合処置
- 褥瘡処置
- ワクチン接種
- 医学管理
- 自己注射(糖尿病、骨粗鬆症)
- 中心静脈栄養
- 経鼻経管栄養
- 膀胱留置カテーテル
- 酸素療法
レントゲン、心電図をご自宅でとることが可能です
申し込みの流れ
1. 訪問診療・訪問リハビリテーションのご依頼
訪問診療、訪問リハビリテーションをご希望される場合は、当院までお電話(TEL 0569-24-8835)をいただくか、もしくは下記の「訪問診療依頼書」「訪問リハビリテーション依頼書」を当院までFAXにてお送りください(FAX 0569-24-8836)。
ご本人様、ご家族様、ケアマネージャー様、病院連携室(入院中の場合)、入所施設担当者様からのご連絡をお待ちしております。
- ダウンロード
- 訪問診療依頼書
- 訪問リハビリテーション依頼書
2. 事前説明と面談
訪問診療・訪問リハビリテーション依頼書に基づいて、後ほど、ご連絡、ご説明をさせていただきます。その上で、訪問診療・訪問リハビリテーションに同意を頂けましたら、訪問前面談の日程調整をさせて頂きます。
訪問前面談では、
- ①
- ご本人、ご本人、ケアマネージャー様との面談
- ②
- 訪問診療・訪問リハビリテーション前検査
(血液検査、尿検査、心電図検査、レントゲン検査 など)
- ③
- 訪問診療・訪問リハビリテーションについての説明と同意書の記入
- ④
- 訪問診療・訪問リハビリテーションの日程調整
などを行います。なお、直接のご来院が難しい場合は、医師とスタッフがご自宅に訪問し、上記を行わせていただきますので、ご安心ください。
3. 訪問診療・訪問リハビリテーションを開始します。
ご自宅や施設でも医療をしっかりとお届けできる体制を作っています。随時、お受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
- 往診と訪問診療の違いは?
-
在宅医療には「訪問診療」と「往診」があります。
訪問診療は、毎週◯曜日◯時にと約束して医師が訪問して診療するものです。1週間ないし2週間に1回の割合で定期的、かつ、計画的に訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行うものです。
一方で、往診は、通院できない患者さまの要請を受けて、医師がその都度、診療を行うものです。
参考:日本訪問診療機構HP
4. 往診
急な体調不良、腰痛等、受診が難しい状況となった場合は、医師、看護師がご自宅、ご施設に伺い、診察、検査、処方を行うことができます。
クリニックに直接ご連絡、または、かかりつけの方にあらかじめお伝えしてあります連絡先までご連絡をお願いします。
なお、診療報酬改定に伴い、
- 60日以内に当院で訪問診療を行っている
- 当院に定期的な受診がある(直近1-2か月以内に受診がない場合も含みます)
- 当院と契約している施設に入所している
のいずれにも該当しない場合は、交通費等として1回の往診あたり3,300円(税込)~が必要となります。あらかじめご了承ください。